北海道産カウチポテト

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コンテジ SX70 HSを使った野鳥撮影と、北海道(主に札幌近郊)をなるべく低予算で満喫するブログ。

三笠・旧奔別炭鉱(住友奔別鉱)の無料開放

5月25日、26日と無料開放していた住友奔別鉱へ行ってきました!

 

旧奔別炭鉱

1960年に稼働した立坑。

11年後の1971年に閉山、累計出炭量は26,510,105トン。

入場料はありません。

三笠氏奔別(ぽんべつ)エリアにあり、

116号線を札幌から桂沢湖方面に向かうと左側に見えます。

 

 

日本遺産認定を記念して解放!

北海道新聞のウェブサイトを見てイベント情報を入手し

当日の朝、急きょ行くことを決定。

普段は近くに寄れませんが、

日本遺産に認定されたことを記念し解放されたようです。

大型連休なども解放されるとのこと。

中に入ることはできません。

要は「近くから見れるよ」という感じみたいです。

今回は午前11時~15時まで解放、ガイドツアーが2回あります。

 

住友奔別鉱

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住友奔別鉱

札幌から約1時間のところにあります。

このあたりは何度も通ったことはあるけど、気がつかなかった…。

当時は東洋一の立坑と呼ばれていたそうです。

立坑の深度は735メートルあるそう。

エレベーターは時速40キロほどあったとか。

わずか11年で閉山。

写真では見えませんが、建物の一部が鉄骨丸見えの状態です。

閉山の時に爆発事故があり、吹き飛んでしまったそうです。

ちなみに立坑が深くなるにつれて中はどんどん高温多湿になり

炭鉱の仕事を辞め、

オリンピックで仕事がたくさんあった札幌に行く人が多かったらしい。

1ヵ月で100人以上の人が辞めたとか。

 

選炭機ホッパー

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ホッパー写真① 屋根などの崩落が始まっており、落下物に注意

 

 

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ホッパー写真② この日は30度超えの猛暑日でしたが、冷たい空気が。

そもそもホッパーとは何ぞや?状態でしたが

堀った石炭を出荷まで貯めておく場所みたいです。

検索すると中の写真も出てくるので、前は入れたのかな?

すぐ近くまで行けましたが立ち入り禁止でした。

周りには屋根のトタンや、ガラスの破片なんかも落ちていました。

 

感想など

中には入れないものの、ホッパーは中を覗き込めますし

むき出しの鉄骨など見ごたえがありました。

道内どこもかしこも30度を超えていたこの日。

帰りに近くのセラーズでアイスを買おうとしたら

クーリッシュが何個か残っているだけでした…!

151円で購入。

三笠は元々、廃墟が多い印象だったけど

当時の人口の6分の1になってしまったと聞き何となく納得。

近くに行く機会があればオススメです。

 

コストまとめ 

入場料     0円

クーリッシュ 151円

 

合計     151円 *1

*1:燃料費は含まず